参加型授業研究会の方法
事 例
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Step 1
研究授業の観察と記録
速記録、抽出児童・生徒、その他、全体
「おやっ?」と
感じたところを
大切に
教師の願い・意図にもとづいて観察
Step 2
付箋紙へ記入
時刻とともに、気づきを記入
(観察中あるいは観察後に)
Step 3
研究授業直後に速記録の整理
模造紙大に拡大コピーするか、
模造紙に拡大コピーを貼りつける
総合記録の台紙になる
Step 4
授業の展開を
構造的に
理解する
速記録をもとに授業の流れを確認
大まかに分節にわけて、
小見出しをつける
Step 5
抽出児童・生徒の報告
総合記録に、付箋紙を貼りながら、
抽出児童・生徒の学習の様子を報告
Step 6
観察した事実を
ベースとして
話し合う
抽出児童・生徒ごとに焦点化した話し合い
抽出児童・生徒ごとにグループにわかれ、
さらに観察した事実を交換しながら、
子どもの学習の実態に深くせまっていく
今後の発達の可能性、
指導のあり方を模索する
Step 7
まとめ
話し合いの成果の報告・授業者からのコメント・成果の確認

Q&A

Q.児童・生徒の観察にもとづく話し合いは行われるのですが、単元構想や授業者の発問がよかったのかどうか等は、話し合われないのでしょうか?

A. もちろん、単元構想や授業者のあり方も事後検討会で検討すべきことですが、直接にそれを問題にするのではなく、あくまでも観察した子どもの様子にもとづいて行うことが大切です。


Q. 事後検討会で授業者に質問する機会が少ないのですが、それでよいのでしょうか?

A. 参加者は、あらかじめ授業者の願い・意図を十分に理解しておく必要があります。事後検討会では、冒頭と最後に話してもらい、必要に応じて最低限の質疑を入れるのがよいでしょう。協議が尋問と釈明に終始しないよう、授業者の意図を共感的にとらえた上で、それぞれが気づいたことを発言することが大切です。

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名古屋大学大学院教育発達科学研究科
「教育実践問題支援プロジェクト」
(地域貢献特別支援事業)
ntpep-office@educa.nagoya-u.ac.jp
2005.01.11

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