独立行政法人大学入試センター 研究開発部 試験技術研究部門 准教授
博士(心理学)
- 所属課程:
- 博士前期課程,博士後期課程
- 研究領域:
- 教育測定学,計量心理学
- 研究テーマ:
- 英語文章読解テストにおける誤答選択枝(錯乱枝)の分析
独立行政法人大学入試センター 研究開発部 試験技術研究部門 准教授
博士(心理学)
多枝選択式テストに含まれている間違いの選択枝を工夫して作ることで,受検者の能力を上手に測ることのできる学力テストが作成できると考えています。間違いの選択枝は,受検者を引っかけるようなトリッキーなものではなく,受検者にありがちな間違いを反映させて作ることが必要です。受検者の典型的な間違いを明らかにして選択枝に反映させ,受検者が次の学習に活かせるようなテスト問題を作成することを目指しています。
日本テスト学会 (2014年~)・日本教育心理学会 (2015年~)・日本行動計量学会 (2015年~)・日本心理学会 (2015年~)
テストの善し悪しを決めるもののひとつとして,テストの問題(項目)をどのように作成するかが重要であると考えています。テストによって学力を測る際には,受検者の学力を適切に反映するようなテストの問題を,工夫して作成することが大事であると思っています。
いろいろな大学・学部の入試問題を見ていると,大学や学部ごとに特徴があることに気がつきます。入試問題の解答速報を見ながら,「この問題は正答率が低いだろう」「この問題は識別力が高いだろう」などと予測するのが入試シーズンの楽しみになっています。テストの問題が好きなんだな,と感じます。
その他の業績はこちらをご参照ください。
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