博士後期課程
- 研究領域:
- テスト理論,計量心理学
- 研究テーマ:
- 不注意回答の悪影響を取り除く分析モデルの開発
博士後期課程
質問紙調査は,データを収集するために広く用いられる手法です。しかし,回答データには疲労や眠気などにより,意図しない不注意回答が含まれてしまいます。このようなデータは分析に悪影響を及ぼすため,取り除く必要がありますが,その判断は難しいです。そこで,回答中の注意力を推定することで,あらかじめ不注意回答の影響を補正した分析をするモデルの開発を行っています。
統計と心理学,特にバイアスに出会い,自分は物事を正しく捉えたり予測したりする試みが好きだということに気が付きました。とはいえ,その思いを満たすにはどちらもまだまだ勉強が足りませんが。自分の携わった研究で,広く使われるようになるモデルを生み出せるように精進していきたいです。