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史 鵬凱 (Pengkai SHI)

博士前期課程

研究領域:
認知心理学
研究テーマ:
比喩表現を用いた言語化の言語隠蔽効果への影響の検討

研究の詳細

 人の記憶には,言語隠蔽効果という不思議な現象があります。視覚的情報などの言語化しにくい情報を無理矢理に言語化すると,かえってその情報を正確に思い出しにくくなります。言語隠蔽効果は,目撃証言の正確性が損なわれる一因として考えられており,それによって冤罪事件に発展する危険性があると考えられています。言語化の仕方を工夫したら,言語隠蔽効果を軽減または取り除くことができるかについて研究しています。

ひとこと

 認知神経科学の発展によって,人々の精神活動とその背後にある精神基盤との関連性は着々と解明されています。そうした背景下で,伝統的な認知心理学の研究対象と研究方法は何なのかについて,博士前期課程での学びを通して自分なりの答えが見つかればと考えております。

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