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藤野 真行 (Masayuki FUJINO)

博士後期課程

研究領域:
社会心理学
研究テーマ:
ソーシャルサポートの不一致とサポート受容者の精神的健康との関連

研究の詳細

 友人や親のアドバイスや手伝い(サポート)を"必要ないんだけどなぁ…"といった「余計なお世話」と認識してしまい,ネガティブ感情が喚起されることがあります。このように,予期せぬサポートはネガティブな効果を与えることが指摘されています。サポートが「多過ぎる」と感じる人とそうでない人では,個人特性や認知にどのような違いがあるのか,またサポートを多過ぎると感じることはストレス状況の多少によって異なるのかについて検討しています。

ひとこと

 ソーシャルサポート研究はやりつくされた分野である一方,特に実行されたサポートの測定方法が先行研究で一貫しておらず,測定上の問題も抱えているため,この問題を乗り越えるよう悪戦苦闘の毎日を送っています。後々は,サポートを「多過ぎる」と感じる人とそうでない人の特徴の検討だけでなく,サポートの不一致を抑制するためにはどのような介入が必要かについて検討していきたいと考えています。

研究業績

国際学会

口頭発表・査読あり

  • Fujino, M., & Ishii, H. (2021.7.29-31). Development of a multi-dimensional social support measurement scale. Asian Association of Social Psychology. Online.

ポスター発表・査読あり

  • Fujino, M, & Nakaya, M. Changes of personal motivation and academic help-seeking behavior in the motivation type: focused on pre-test and normal time. Poster session presented at the 13th annual meeting of the Asian Association of Social Psychology, Taipei. (July, 2019)
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