名古屋大学 大学院 教育発達科学研究科 教育科学専攻
学校情報学領域


Technologies in Education
Department of Educational Sciences
Graduate School of Education and Human Development
Nagoya University
 
 
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  ▼大谷先生の一言▼
   新しい年度を迎えました。学部3年から博士課程後期まで8年在籍していた金子大輔君が就職(名古屋大学法政国際教育協力研究センター 研究員)のために研究室を卒業し、新しい院生の皆さんを迎えて再スタートです。これを機に、研究室のページも一新しました。これからもよろしくお願いします。
 
  ▼お知らせ▼
  4月1日特別号外ニュース(1)「メディア・ミタラシー・ワークショップの開始」
 大谷研究室では,このたび,「情報そーらしー」育成のためのワークショップに引き続き,「メディア見たらしー」育成のためのワークショップを開発した.このワークショップは,都市部を中心とした全国の小・中・高等学校およびデイサービスセンターで、近く開始の予定である.
 「メディア見たらしー」は,今日の大人と子どもの有している,人を疑う気持ちに対するアンティテーゼとして定立された能力で,「メディアに登場する人の言うことを,素直に信じることのできる能力」のことである.大谷教授によれば,子どもの心に猜疑心が住むようになったのは学校でいじめが広がりはじめた20年ほどまえからであることが,重回帰分析によって明らかになっているという.「メディア見たらしー」は,このような事態を打開するために,とくに,テレビによく登場する「友だちの友だちが実際に見たらしいんです!」というような貴重な善意の情報を,清い心で素直に受け止め,深く信じる能力であり,まさに「生きる力」を構成する重要な要素であることから,文部科学省も,このワークショップに期待を寄せているとのことである.


4月1日特別号外ニュース(2)「『ダンゴ・ミタラシー・ワークショップ』ついに開始か...?」
 大谷教授は,国内大手有名食品メーカー海外事業部長である双子の実弟との協働で,国立大学法人化を先取りした異業種交流による起業研究プロジェクトを極秘裏に進めてきており,その中で「ダンゴ・ミタラシー・ワークショップ」を開発中であるとの未確認情報があったが,本年4月1日の国立大学法人化を機に,これをおおぴらに開始するとの情報がある.
 消息筋によると,これは「メディア・ミタラシー・ワークショップ」のノウハウを食品開発に応用した,従来にないタイプのワークショップであり,日本の伝統的な食品の名前を前後逆にして欧米向けの商品名とし,広く海外への販路拡大を企図するものである.教授によれば,これにより海外向けの商品開発にかかるコストと時間を大幅に削減できることが,実験計画法によって明らかになっており,「ちゃーんとT検定もして、優位差もあった」とのことである.この方法で開発された商品には,ワークショップの名称ともなっている,名作「ダンゴ・ミタラシー」の他に,すでに「パン・アーン」「カン・ヨーウ」「フク・ダーイ」「セン・エビィー」「オベッ・セーン」「トゥー・カリーン」「ナットゥー・アマー」があり,とくにフランス市場を意識した「ジュ・マァン」と「ア・ラ・レヒナ」は,早くも2大傑作と評されている.現在,菓子類以外の食品にも適用を広げ「プラ・テン」「ソバ・ヤキ」「ドン・カーツ」「ドン・テーン」「ドン・ウーナ」「ドン・ギュー」「ドン・オヤーコー」などが,どんどん開発されているほか,ちょっとやくざな響きの「ピラ・キン」も開発中とのことで,今後の商品開発における可能性は計り知れないという.
 なお,ワークショップにおける検討を通じて不採用となったのは,「テラ・カス」(音が下品),「ンリプ」(しりとりにつかえない),「バ・ソ」「シ・ス」「チ・モ」(なんともいえず変),「ライス・カレー」(まんまやないけ)などであり,このように,問題のある商品名を早めに検討から除外する高いスクリーニング機能を備えていることからも,商品開発におけるこのワークショップの有効性が立証されたと,名大側は自信を深めており,食品メーカー側は疑念を深めているらしい.
 なお「トウ・ペイ・コン」については,「ペイをまんなかに残してコンとトウの位置関係を替える方法論に妥当性validity と正統性authenticityがあるのか?」という議論がいまだに続いている.ちなみにこの研究は,すでに「平成16年度文部科学省農林水産省政務次官裁量産学協同ジョイントベンチャーアントレプレナーシップコラボレーションストラテジックタスクフォースプロジェクト研究助成(課題番号 41264126)」を受けており,「WTO農業交渉モダリティ一次案改訂版の概要」にも影響を与えているという.なお,このワークショップの唯一の弱点は,姓名が日本と同じ順になるハンガリー向け商品開発には適用できないことである.




     …ここまでのいきさつ…

 昨年,「ワークショップ『受け売り殺人(?)事件』の実施始まる」というタイトルで,号外ニュースをココに書きました.詳細は以下のとおりです.

 当研究室では、情報を鵜呑みにして他人に押し付けるための伝言シミュレーションゲーム「受け売り殺人(?)事件」を開発し、4月から全国の小・中・高等学校および特別擁護老人ホーム等で出前ワークショップを開始することになった。このワークショップは、人から聞いたことを無批判に他人に伝え、それを信用しない人を殺してしまうという殺人犯について、参加者がそれぞれ根拠のない勝手な推測をすることで「情報そーらしー」について体験的に学ぶものである。このワークショップの試行に参加した東京大学山内研究室のメンバーらは、「これ、どこかで聞いたような名前だなあ」と首をかしげながらも、「『情報そーらしー』こそが、情報リテラシーを超える、新時代の人間の獲得すべき能力らしい」と、深くゆるぎない確信を得た様子であったらしい。年内にさらに、『情報あーらしー』や『情報こーらしー』についてのワークショップを開発するらしい。


 
  ▼更新情報▼
  【4/1/2004】
  なんと1年ぶりに,学校情報学領域のwebページがリニューアルしました.
  【4/1/2003】
  学校情報学領域のwebページがリニューアルしました.
  【3/27/2003】
  ページを開設しました.



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