学部
| 教職
| 随意2単位
| 春学期月4
| 担当教員
| 赤石[非]
| 科目名
| EDUTL8008J
| 概説倫理学
| 対象学年
| 2年
以上
| 他学部受講
| 不可
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| 時間割コード
| 0214502
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| 概要/Outline
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倫理学は、人間が「善く生きる」ことを追求する学問です。本講義では、われわれの人生に関わるこの「善く生きる」という問題について、大きく二つの部分に分けてその基本的な内容を学んでいきます。第一部では、哲学書としては異例のベストセラーとなったマイケル・サンデル『これからの「正義」の話しをしよう』の議論をもとに、「正しさ」に関する倫理学の理論を現代日本社会の諸問題とも関連付けながら学習し、続く第二部では、現在、われわれが直面している現実的な倫理的課題のうち、「生命倫理」、「環境倫理」、さらには、「教育」、「愛」の問題を取り上げて検討します。適宜、映像資料も使用し、11回目にはゲスト講師もお招きします。
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| 到達目標/Objectives
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倫理学の基本的な知識と考え方を身につけ、その上で、現代社会における倫理問題について多面的に捉えることができるようになることが到達目標です。講義全体を通して、現代において「善く生きる」とはどういうことかを考え、各自が、自分自身で実践できるようになることを目指します。
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| 授業の内容/Contents
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1 オリエンテーション:倫理学とは? | 2 功利主義:「最大多数の最大幸福」は正しいか? 3 リバタリアニズム:「自由」はどこまで許されるのか? 4 義務倫理学:許される嘘はあるのか? 5 現代の正義論:「公正としての正義」とは? 6 徳倫理学:一人一票は正しいか? 7 コミュニタリアニズム:個人と社会・国家、どちらが優先されるのか? 8 中間まとめ 9 生命倫理①:臓器移植・人工生殖問題について考える 10 生命倫理②:安楽死・尊厳死について考える 11 生命倫理③:子どもの生死とどう向き合うか? CLSの立場から 12 環境倫理①:環境保護の思想について考える 13 環境倫理②:動物の権利の問題について考える 14 教育と倫理:体罰問題について考える 15 まとめ
| 教科書/Textbook
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特になし。適宜、資料を配布する。
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| 参考書・参考資料/References
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マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう:いまを生き延びるための哲学』早川書房、2010年(文庫版、2011年)、『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業』上下、早川書房、2010年(文庫版、2012年)
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| 成績評価方法/Evaluation
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①毎回のコメント記入40%と②期末試験60%の総合評価
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| 履修条件/Conditions
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特になし。
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| その他の注意/Remarks
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特になし。
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