学部
| 発達教育臨床コース
| 選必Ⅱ2単位
| 春学期金3
| 担当教員
| 狐塚
| 科目名
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| 医療臨床心理学講義Ⅰ
| 対象学年
| 3年
以上
| 他学部受講
| 不可
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| 時間割コード
| 0215312
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| 概要/Outline
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この授業では、人間の健康について、心理学的観点のみならず、医療や保健領域における身体との関連を踏まえて検討していく。心身の問題や疾患の治療、回復、改善のみではなく、予防や健康の維持と増進、そしてライフイベントや災害時の心理社会的問題と支援といった環境要因との関連も含め、健康心理学の包括的な理解を試みる。
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| 到達目標/Objectives
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健康に関連する心理学的要因を説明できることを到達目的とする。
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| 授業の内容/Contents
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授業で扱う主なトピックは以下を予定している。なお、主には教員による講義形式の授業となるが、小グループによるディスカッションを交えて進行する。 | 1 ガイダンス(健康心理学では何を学ぶのか) 2 ストレスと心身の疾病との関連 3 ストレスマネジメント 4 健康を取り巻く諸要因 5 臨床的問題と障害のアウトライン 6 怒り、攻撃性 7 うつ、不安 8 心的外傷体験 9 精神疾患 10 依存と嗜癖 11 自殺予防 12 身体の不調に関連する問題 13 災害時の心理・社会的支援 14 災害時の問題と介入 15 予防的アプローチとまとめ
| 教科書/Textbook
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特に指定しないが、毎回の授業でその回に扱うテーマの資料を配布する。
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| 参考書・参考資料/References
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岸 太一・藤野秀美(編著)2017 健康・医療心理学 ナカニシヤ出版 | 大竹恵子(編著) 2016 保健と健康の心理学 ポジティブヘルスの実現 ナカニシヤ出版 丹野義彦・石垣琢磨・毛利伊吹・佐々木 淳・杉山明子(著) 2015 臨床心理学 有斐閣
| 成績評価方法/Evaluation
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授業への関与度(出席、小レポート、取り組み)を50%、最終レポートを50%として総合的に評価する。授業を5回以上欠席した者は「欠席」とする。
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| 履修条件/Conditions
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この授業のテーマに関心を持ち、意欲的、主体的に取り組む意欲のある学生を希望する。
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| その他の注意/Remarks
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毎回の授業の最後に、出席を兼ねたミニレポートにより振り返りを行う。
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