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学部 心理社会行動コース 選必Ⅰ2単位 秋学期集中
担当教員 永田・平石
HIRAISHI
科目名 心理行動科学実験演習10[フィールド・スタディー]
対象学年 3年 以上 他学部受講 不可
時間割コード 0214134
概要/Outline 心理学的支援の実際について現場(フィールド)に出向いて調査・実習を行うことで,心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ,多職種連携及び地域連携,心理専門職としての職業倫理及び法的義務を学ぶとともに、地域の抱えた課題と支援の在り方について全体で議論を行う。
This field study aims to learn the psychological support for children in community settings and several issues in this area. Participants are required to participant and practice fieldwork at the community institute.
到達目標/Objectives 個々の現場に関する学習ではなく,現代社会における“こころ”をめぐる課題について知見を深め,提案するプレゼンテーションの力をつける。受講生それぞれの問題意識をもとに,下調べ、実習(調査),結果の検討,プレゼンテーションという一連の流れを経験する。その中で、心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ、多職種連携及び地域連携、心理専門職としての職業倫理及び法的義務を理解することができる。
授業の内容/Contents 不登校児童生徒に対する公的な相談機関である名古屋市子ども適応相談センターの他、保育園、乳児院、子育て総合支援センター、発達支援センターなどをフィールドとして位置づける。その他の実習施設に関しては秋学期授業開始時にあらためてアナウンスをしたい。受講生それぞれの問題意識をもとに,下調べ、実習(調査),結果の検討,プレゼンテーションという一連の流れを経験する。
授業は,1)事前学習(10月),2)現場での実習(フィールドワーク)および実習指導(10月〜1月),3)事後報告会(1月)の3段階で進める。
現場での実習は受講生の都合によって曜日時間帯を調整することが可能であるが,授業期間内に最低5回以上参加することが求められる。
事前学習および事後報告会の日程については改めて掲示を行うので、確認をすること。
教科書/Textbook 特になし
参考書・参考資料/References 適宜紹介する。
成績評価方法/Evaluation 授業への積極的な関与度とレポートによる。
履修条件/Conditions フィールドでの実習を含めて,すべての授業に出席できることを履修条件とする。
その他の注意/Remarks 実習先で得た個人情報の取扱いには十分注意をすること。家族発達臨床学講義Ⅰを履修することが望ましい。