学部
| 国際社会文化コース
| 選必Ⅱ2単位
| 秋学期火3
| 担当教員
| 服部
| Hattori 科目名
| EDUED3321J
| 教育人類学講義Ⅰ
| Anthropology of Education I 対象学年
| 3年
以上
| 他学部受講
| 不可
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| 時間割コード
| 0224217
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| 概要/Outline
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人間形成のあり方は、文化や宗教、歴史的背景などから深い影響を受け、それぞれの地域や環境で異なる特徴をもっている。この授業では、1)多様な文化的土壌に根づく人間形成や、その基底にある人間観・教育観を人類学的手法によって考察し、2)教育人類学の諸テーマと最新の研究動向について概説することを目的とする。
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| 到達目標/Objectives
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この授業を通して、受講生が世界の諸地域における人間形成のあり方や多様性を学び | 、日本の教育を再考・相対化する複眼的な視点を習得することが目指される。
| 授業の内容/Contents
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講義の進め方: | 講義では、主として4つの中心となるテーマを設定し、それぞれの視点と個別の事例を講義で紹介する。講義で取り上げるテーマは、「価値伝達と教育」、「文化・民族アイデンティティと教育」、「教育を支援する・支援される意味」、「ローカル・ナショナル・グローバルと教育」である。その後、そのテーマをより深く理解するにはどのような知識が必要か、また他にどのような視点があるかを、テーマごとに提示した参考文献をもとに受講者自らも調べながら進める形式をとりたい。また適宜ゲストスピーカーを招き、テーマに関連した研究を紹介する機会も設けたい。 講義の内容: 0.イントロダクション 1.価値伝達と教育 宗教 ・信仰と学校教育(公教育) ・世界の宗教教科書にみる価値伝達(イスラーム、キリスト教、仏教) ・学校文化と価値伝達 2.文化・民族アイデンティティと教育 ・文化の表象と教育(自文化・他文化の表現) ・マイノリティ文化と教育 ・言語維持と教育、教授言語と母語 ・教育の政治性 3.教育にみるグローバル化とローカル ・植民地と教育 ・もとめられる新たな市民性 ・教育の標準化とローカル化 ・グローバリゼーションがもたらす教育の現代的傾向 4.教育を支援する・支援される意味 ・国際教育協力と教育の展開 ・開発のあり方に関する思想の変化 ・グローバル化と開発 5.まとめ
| 教科書/Textbook
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適宜、プリントを準備する。
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| 参考書・参考資料/References
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適宜、授業のなかで提示する。
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| 成績評価方法/Evaluation
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1)出席回数、2)授業への参加度とリアクションペーパー、3)最終レポートから総合的に評価する。
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| 履修条件/Conditions
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特になし。
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| その他の注意/Remarks
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