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学部 学校教育情報コース 選必2単位 春学期集中
担当教員 坂本・柴田
Shibata & Sakamoto
科目名 EDUED3249J 教育方法実習
Survey of Methods of Education
対象学年 3年 以上 他学部受講 不可
時間割コード 0210010
概要/Outline この授業は、授業の記録・分析を通した、教育方法学の研究実習である。実践研究の遂行能力を身につけることが目的である。受講者は、 実習校において、本授業担当教員と実習校教員の監督の下で、研究授業を観察・記録する。事後には、記録・データ整理・分析・レポート作成を行い、子どもの発達や個性、子ども相互の関わりなどを、具体的に究明する。
(実習先:小学校・中学校、実習時期:6月と9月を予定)
This course covers the theory and method of the lesson analysis. The practice of observation, data collection, and data analysis will give the opportunity to develop research skills.
到達目標/Objectives ●研究課題と対応した研究授業の立案とデータ収集の計画が出来ること
●計画にもとづき、研究授業を実施し、目的としたデータを採取すること
●授業観察・記録の基本的な技能を身につけること
●グループで協力して、一連の研究プロセスを自律的に遂行するマネジメント力を身につけること
●児童の発達や授業の可能性に関する具体的研究課題について、事実と論理に基づき考察する力、すなわち基礎的研究能力を身につけること
授業の内容/Contents 1)必要な記録機材、メディアの準備 。
 2)学校の様子、学級の様子に関する基礎的情報の聞き取り
 3)観察の視点、記録の方法の検討
 4)研究授業の観察と記録
 5)研究協議会の参観
 6)観察記録の整理
 7)研究授業に関する討論
 8)記録メディアの整理
 9)授業記録の作成
10)授業概要の発表
以上の内容を、2校で実施する。
教科書/Textbook (教育方法学演習I春学期木2と同じ)
参考書・参考資料/References (教育方法学演習I春学期木2と同じ)
成績評価方法/Evaluation 以下の2つの観点で評価をし、その結果を総合して評定する。ただし、実習への参加、2月の発表会での口頭発表を単位認定の最低基準とする。
観点1.計画的に授業に関する記録が収集され、分析できたか。(子どもの学びの具体をとらえるための資料・記録が得られたか。得られた資料・記録は適切に整理され活用できたか。)
観点2.グループで協力しながら、自律的に研究を遂行することができたか。(準備、記録、データ整理、分析作業などの分担は適切であったか。計画的に遂行することが出来たか。
履修条件/Conditions 教育方法学演習Ⅰ(春学期木2)を履修していること。
また、教育方法学演習II(秋学期木2)を履修すること。
その他の注意/Remarks 宿泊を伴う実習である。費用は2万5千円程度。
実習日程は、実習校との打合せにより、4月中に決定される。
本研究実習のみの履修は認めていない。必ず春学期と秋学期の演習を履修し、2月の報告会、3月の報告書作成までを行うこと。