学部
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| 選必II2単位
| 前期月2
| 担当教員
| 氏家
| 科目名
| 人間発達の心理学[発達教育臨床基礎論] EDUCO2026J | 対象学年
| 2年
| 他学部受講
| 可
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| 時間割コード
| 0213121
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| 概要
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この講義では、乳児期から成人期までの各発達段階についての基礎的な研究知見やエピソードを紹介・解説することを通して、受講者が、人間発達の基礎を習得することを目指す.具体的には、各発達段階で、子ども(人々)が何を、どのように習得するのか、それらは相互にどのように関連するのか、そしてそれらが子ども(人々)の行動をどのように変えていくのかを理解することを目指す.
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| 到達目標
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人間発達の基礎知識として、各発達段階で何が習得されるのかを理解すること. | 人間発達の基本的仕組みを理解すること.
| 授業の内容
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1.イントロダクション | 2.親子システムと相互作用 3.アタッチメントの発達 4.自己主張の発達と反抗期 5.心の理論 6.対人行動と自己制御 7.仲間関係と社会的ネットワーク 8.認知発達 9.自律性、リスク行動 “大人”のはじまり 10.アイデンティティの発達 11.大人になるということ 12.エイジングと発達 13.問題行動とレジリエンス 14.発達の理論 15.まとめ
| 教科書
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教科書は使わない.印刷資料を配布する.
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| 参考書・参考資料
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日本発達心理学会編、氏家達夫・遠藤利彦責任編集(2012)発達科学ハンドブック5 社会・文化に生きる人間 新曜社 ISBN978-4-7885-1277-1 | 日本発達心理学会編、根ケ山光一・仲真紀子責任編集(2012)発達科学ハンドブック4 発達の基盤:身体、認知、情動 新曜社 ISBN978-4-7885-1302-0 菊池章夫・二宮克美・堀毛一也・斎藤耕二編(2010)社会化の心理学/ハンドブック 川島書店 ISBN978-4-7610-0872-7 その他は、授業の中で適時紹介する.
| 成績評価方法
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最終試験(70%)と出欠を兼ねた小レポート(30%)で評価する. | 4回以上の欠席者は「欠席」とする.
| 履修条件
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| その他の注意
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各回の終わりに、次回の小レポートのテーマを提示する.課題は、次回の下調べとなるものである.小レポートは、課題についてしっかりと調べ、考えた上で作成すること. | 授業内容についての質問は、授業中でも随時受け付けるが、小レポートに書いてもよい.
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