院・心
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| 2単位
| 春学期木1,2
| 担当教員
| 永田・野邑
| Nagata 科目名
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| 心理臨床研究実習Ⅰ-臨床心理基礎実習-
| Research Practicum in Clinical Psychology Ⅰ 高専人科目名
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| 心理臨床実習Ⅰ-臨床心理基礎実習-
| Practicum in Clinical Psychology Ⅰ 概要/Outline
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心理発達相談室での実践的学習及び教育訓練を通じて、心理臨床の基本倫理と知識、実践的力を深める。相談室活動を通して、人間と社会の諸問題に絶えず関心をよせ,目の前のクライエントと真摯に向き合い,問題解決のために他機関・他職種と協働的に取り組むことのできる人材を養成する。
| This course enhances the development of students' psychotherapeutic skills more.
| 到達目標/Objectives
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心理発達相談室におけるケースを担当し、受理面接および心理治療の実際を経験する。担当したケースの個別スーパービジョンとケースカンファレンスの報告によるグループ・スーパービジョンを受けることにより、心理臨床の実践的力を習得することを目標とする。
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| 授業の内容/Contents
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具体的には次の5つの内容を行う。これらの実践および訓練により、多様な臨床事例の見立てと援助方法について学ぶ。 | 1.ケースを担当する。 2.個別のスーパービジョンを受ける。 前期課程1年の院生は、7月後半から担当スーバービジョンの教員の個別スーパービジョンを受ける。それ以外の院生は、希望する教員・指導員、あるいは外部の専門家にかならず個別のスーパービジョンを受けることを義務づける。心理発達相談室におけるケースの担当およびスーパービジョンについては、開講時間以外に実施するため、指導教員とも相談し、時間割を組むこと。 3.ケースカンファレンスに担当ケースを報告する。 4.ケースカンファレンスに参加し、臨床事例研究の討論に参加する。 5.心理発達相談室の運営等に参加し、職務の社会的責任、職務倫理等の具現化や支援の協同などについて学ぶ。
| 教科書/Textbook
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森田美弥子・金子一史編 臨床心理学実践の基礎その1 ナカニシヤ出版2014 / 金井篤子・永田雅子編
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| 参考書・参考資料/References
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授業中に適宜指示する。
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| 成績評価方法/Evaluation
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授業への出席状況、相談ケースの担当状況、ケースカンファレンスでの報告内容と討論参加状況(50%)、および学期末に課せられるレポート(50%)により総合的に評価する。それぞれについてC評定(60点以上)を合格要件とする
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| 履修条件/Conditions
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本科目は心理臨床科学領域の大学院生を対象とする。
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| その他の注意/Remarks
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本科目は心理発達相談室がその社会的責任を担っている性質上「ケースカンファレンス」を兼ねるものである。相談員となる大学院生は全員履修すること。
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