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院・心 2単位 秋学期木3,4
担当教員 各指導教員
科目名 研究指導法演習〖後期課程〗
Seminar on Teaching Psychological Research
高専人科目名
概要/Outline 専門課程の学部学生の研究主題の探究と研究計画の立案の指導を行う。教員とともに、問題意識、方法、分析、考察といった一連の研究活動の指導を通じて、心理学の諸領域に関する知識を広げ、自らの研究能力を伸ばすとともに、研究指導能力を身につける。授業時間外にも個別の研究指導をおこない、研究の発展を指導・支援する。
Students will collaborate with their professor in giving instructional guidance and support to undergraduates in their planning of an independent research project leading to their senior thesis. Graduate students will prepare for a career in academics, gaining firsthand experience in guiding research from the planning stages through thesis writing, while attaining new perspectives on research execution, especially in areas of research and methodologies aside from their own.
到達目標/Objectives 授業終了時に、以下の能力をつけていることを目標とする。
(1)自らの研究関心を広く探究し、より深い心理学研究の知識を獲得できる。
(2)心理学の研究指導の基本的なスキル・能力を身に着ける。
授業の内容/Contents ①同じグループにいる3年生とペアを組み、半期間、主にサポートを行う。ただし、グループに所属する3年生全員に対する指導責任は、そのグループの院生全員にある。そのため、担当以外の3年生の指導も積極的に行うこと。
②担当する3年生が収集してきた文献やその領域の関連文献を自分でも読んだ上で意見を述べる、少なくとも授業の前後には3年生とミーティングを行うなど、研究がよりよいものとなるようサポートする。ペアを組んでいない3年生に対しても、ミーティングに参加する、関連文献を読み込むなど、積極的な関わりを期待する。また、授業中は、担当している/いないにかかわらず、3年生の考察が深まるようなサジェスチョンを積極的に行うこと。
③院生は、担当している3年生と行ったミーティングの日時や内容、研究の進捗状況、それに対する自分のコメントなどを毎回記録する。また、各グループで、適切な時期に、教員と院生で進捗状況などを話し合うミーティングを行う。このミーティングでは、教員から院生の指導内容に対するコメントがあるので、それも各自で記録しておくこと。
④上記を含めた最終レポートを2月に提出する。
教科書/Textbook 指定しない。
参考書・参考資料/References 適宜紹介する。
成績評価方法/Evaluation 授業時の意見や助言、研究指導への取り組みから総合的に評価する。
総点60点以上を合格とする。
履修条件/Conditions 履修条件は要さない。
その他の注意/Remarks ・秋学期隔週。
・博士後期課程在学院生の毎年の履修が望ましい。