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院・教 2単位 春学期木6
担当教員 坂本・柴田
Sakamoto
科目名 教育方法学研究Ⅲ-授業分析による授業諸要因の関連構造の究明-
Seminar on Methods of Education III
高専人科目名 教育方法学Ⅲ-授業分析による授業諸要因の関連構造の究明-
Methods of Education III
EdD科目名 教育方法学Ⅲ-授業分析による授業諸要因の関連構造の究明-
Methods of Education III
概要/Outline 教育方法学における授業分析に関する課題を明らかにするために、授業諸要因の関連構造を理論的に明らかにしたり、教育方法学の基本文献を読解したり、また授業記録の分析をしたりして、高度な専門的知見と卓越した研究遂行能力を習得する。
本授業では、参加者の問題関心に応じたグループごとのテーマで、考察を深める。そして、新たな授業分析手法の開発を行う。
この活動は、名古屋大学教育方法学研究室が実施する共同研究として実施する。
This course focuses on the relational structure of pedagogical factors from theoretical findings through lesson analysis.
到達目標/Objectives この授業では、次の知識や技能を身につけることを目標とする。
・授業分析の理論と実際を理解する
・授業分析に関わる研究動向をレビューし、それについて説明できる。
・高度な授業洞察力を修得する
・研究遂行能力を獲得する
・多面的に分析するために、自身のアイデアを出すことができる
授業の内容/Contents 本授業の内容は次のとおりである。
・名古屋大学教育方法学研究室の授業分析の特徴
・可視化手法の開発
・授業諸要因の関連構造の解明

そのために、次に様に授業を構成する。
第1回:オリエンテーションおよび授業分析の理論
第2回:授業記録の徹底的な読み
第3回~第6回:中間記述言語への変換(グループ活動)
第7回:中間成果発表
第8回:グループによる課題の解明
第9回~第12回:中間記述言語への変換(グループ活動)
第13回:中間記述言語への変換の可能性と課題
教科書/Textbook 授業内で適宜資料を配布する
参考書・参考資料/References 授業中に指示する
成績評価方法/Evaluation (評価の方法)
本授業では、次の方法で評価する。ただし、いかなる理由があっても、出席が全授業の3分の2に満たない場合は、評価の対象としない。
・担当発表会における資料(20%)
・担当発表会における発表内容(30%)
・ほかの受講者との議論(50%)

(評価の基準)
総点60点以上を合格とする。
履修条件/Conditions 履修条件は要さない
その他の注意/Remarks 大学院生は、共同研究メンバーの一員として、他のメンバーと共同して研究活動に取り組むことが求められる。