院・教
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| 2単位
| 秋学期金3
| 担当教員
| 渡邉
| Watanabe Masako 科目名
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| カリキュラム学研究Ⅰ
| Seminar on Curriculum Studies Ⅰ 高専人科目名
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| カリキュラム論Ⅰ
| Curriculum Studies Ⅰ EdD科目名
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| カリキュラム論Ⅰ
| Curriculum Studies Ⅰ 概要/Outline
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本コースは、バジル・バーンスティンの『<教育>の社会学理論』の講読を通して、「枠付け」、「分類」、「コード」などの概念を使って教育における知識の様態と統制の関係を理解できることを目的とする。社会と教育の現象を理論を使って分析・説明できることを学び、それを土台に履修者の研究テーマへの応用ができること、または興味ある教育・社会現象への適用ができるようになることを目的とする
| This seminar aims at helping students to understand how theories are constructed and applied to research by reading Bail Bernstein's Pedagogy, Symbolic Control and Identity.
| 到達目標/Objectives
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受講者が授業終了時に以下の知識・技能、資質・能力を身につけていることを目標とする。 | ・コード理論、知識の分類・枠付けの概念が理解できる。 ・バーンスティンの理論の構造が理解できる。 ・コード理論、知識の分類・枠付けの概念を使って、社会・教育現象を説明することができる。
| 授業の内容/Contents
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1. 開講:知識社会学におけるバーンスティンの位置付け | 2. 序章:理論、実証研究、そして民主主義3.1章:<教育>コードとその実践における諸様態ー分類と枠付け、コード4.2章:<教育装置>教育装置の諸ルール 5.3章:知識の<教育>化ー再文脈過程の探求 6. 4章:三科と四科についての諸考察ー知者からの知識の分離 7. 5章:コード理論とその実証研究 8. 6章:実証研究と記述の言語 9. 7章:社会言語学 10. 9章:言説、知識の構造、そして場 11. 10章:コード理論とその位置付け (補論)再生産とブルデュー 12〜15. 発表と討論:いかにコード理論、分類と枠付けを自己の研究あるいは教育・社会現象に応用できるか。
| 教科書/Textbook
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バーンスティン・バジル,2000,『<教育>の社会学理論』法政大学出版局.
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| 参考書・参考資料/References
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授業時に提示する
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| 成績評価方法/Evaluation
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論文の割り当て部分の発表(発表のレジュメ・資料・討論テーマ/バーンスティン理論の理解)(40%)と討論への参加(20%)、理論の応用の可能性の発表(バーンスティン理論の考察と応用)(40%)により評価する。総点60点以上を合格とする。
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| 履修条件/Conditions
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社会学ないし教育社会学の基礎があることが望ましい。全く無い場合は、事前に担当教員と相談のこと。
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| その他の注意/Remarks
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