学部
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| 選必Ⅱ 2単位
| 春学期火2
| 担当教員
| 五十嵐
| Igarashi 科目名
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| 社会行動学講義Ⅰ(社会・集団・家族心理学) [2017年度以前入学生: 社会行動学講義Ⅰ]
| Lecture on Social Psychology 1 対象学年
| 3年
以上
| 他学部受講
| 可
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| 時間割コード
| 0224122[2017年度以前入学者用:0214132]
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| 概要/Outline
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私たちは、社会集団におけるルールや人と人とのつながりをもとに、さまざまな社会的判断を下しています。私たちが行う社会的判断は、いったい「どのような」メカニズムにもとづいているのでしょうか。また、私たちは「なぜ」社会的判断を行ってしまうのでしょうか。この授業では、実証的な研究知見にもとづいて、社会心理学的なものの見方・考え方を学び、これらの疑問に答えるための「土台」を作り上げ、社会的動物としての人間の行動について理解を深め、社会心理学に関する研究を行う上で必要な考え方、高度な専門的知見、ならびにリサーチスキルを身につけることを目的とします。
| This course will provide an introduction to the field of social psychology.
| 到達目標/Objectives
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社会心理学的なものの見方・考え方を学び、社会的動物としての人間の行動について理解を深めることを目標とします。
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| 授業の内容/Contents
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前半は、「個人は集団の中でどのようにふるまうのか」について考えていきます。特に、個人の行動が集団場面と個人場面でどのように異なるのかに焦点を当て、解説していきます。後半は、「個人はどのように自己や他者を認知しているのか」について考えていきます。特に、ものごとに対する思いこみが生起するメカニズムや、ものごとの原因を推測するメカニズムに焦点を当て、解説していきます。授業では、私たちの身の回りで起こる日常的な出来事を例に取り上げ(家族に関するトピックも含む)、解説していきます。具体的には、以下の内容を扱う予定です。 | 1 イントロダクション 社会心理学の学問的位置づけ 2 社会的影響(1) 同調行動 3 社会的影響(2) 権威への服従 4 社会的影響(3) 社会的証明 5 集団間関係(1) 葛藤解決 6 集団間関係(2) 社会的ジレンマ 7 他者とのかかわり 援助行動 8 集団内関係 集団意思決定 9 文化(1) 信頼と安心 10 文化(2) 社会的知覚 11 公正感 社会的公正 12 認知的集団 社会的アイデンティティ 13 家族システム 14 社会的ネットワーク 小さな世界 15 まとめ
| 教科書/Textbook
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使用しない
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| 参考書・参考資料/References
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亀田達也・村田光二 (2010). 複雑さに挑む社会心理学 改訂版 適応エージェントとしての人間 有斐閣アルマ | 山岸俊男(編)(2001). 社会心理学キーワード 有斐閣 池上知子・遠藤由美 (2009). グラフィック社会心理学 第2版 サイエンス社
| 成績評価方法/Evaluation
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小レポート(40%)、期末レポート(50%)、調査・実験への参加(10%)。上記のうち60%以上を満たす場合に単位を認定します。
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| 履修条件/Conditions
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社会行動学演習
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| その他の注意/Remarks
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