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学部 選必2単位 秋学期木2
担当教員 坂本・柴田
Sakamoto
科目名 教育方法学演習Ⅱ-授業分析-
Seminar on Methods of Education 2
対象学年 3年 以上 他学部受講 不可
時間割コード 0224213
概要/Outline 教育方法学における授業分析に関する理論と方法の学習をとおして、専門的知識のほかに、教育方法実習での研究授業の観察・記録の方法や、分析の方法を学ぶ。これらから、研究遂行能力を習得することを目的とする。
This course covers the theory and method of the lesson analysis. The practice of observation, data collection, and data analysis will give the opportunity to develop research skills.
到達目標/Objectives この授業では、次の知識や技能を身につけることを目標とする。
・データ解析に関する基本的な知識および技能を身につける。
・データに基づく論理を展開する思考力を身につける。
・分析結果を可視化する技能を身につける。
授業の内容/Contents 第1回:オリエンテーションおよび記録の整理
第2回:分析対象の授業データの選定
第3回:文字起こし
第4回:分析視点の共有
第5回:データ解析1~教師と子どもの発言量~
第6回:データ解析2~特徴的な語の出現頻度~
第7回:データ解析3~語の出現の比較~
第8回:グループによる討論1~語の出現から得られる知見~
第9回:データ解析4~語の出現にもとづく分節わけ~
第10回:授業分析1~分節わけ~
第11回:授業分析2~分節の構造化~
第12回:グループによる討論1~分節わけから得られる知見~
第13回:分析結果の可視化
第14回:グループ毎の発表とまとめ
教科書/Textbook ・的場正美・柴田好章(編)「授業研究と授業の創造」渓水社
参考書・参考資料/References ・日本教育方法学会(編)「教育方法学研究ハンドブック」学文社
成績評価方法/Evaluation (評価の方法)
本授業では、次の方法で評価する。ただし、いかなる理由であれ、授業の全体の3分の2に出席が満たない場合は評価の対象としない。
・受講態度(30%)
・レポート(20%)
・グループ発表(50%)

(評価の基準)
総点60点以上を合格とする。
履修条件/Conditions 教育方法学講義II(春学期木1)、教育方法学演習I(春学期木2)、教育方法実習をあわせて履修すること。本授業だけの受講は認めない。
その他の注意/Remarks ・グループワークを行う。
・授業時間外に機材の準備や栽培の世話をすることがある。