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松本真理子
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教授:松本真理子 MATSUMOTO Mariko 博士(心理学)
名古屋大学・発達心理精神科学教育研究センター、
■ 学歴
名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期修了
■ 取得学位
博士 (心理学)
■ 現在の専門分野
子どもの臨床心理学
■ 現在の研究課題
専門は子どもの臨床心理学です。現在取り組んでいる研究テーマは大きく次の2つに分けられます。
第一のテーマは、「ロールシャッハ法からみた日本人児童の臨床心理学的特徴」です。臨床心理学における代表的な投影法であるロールシャッハ法は1921年にヘルマン・ロールシャッハが発表して以来、世界中で共通の図版を用いています。そのため、時代や国を超えた比較が可能です。私は共同研究者とともにロールシャッハ法を用いて、国際比較や時代比較などを通して、現代に生きる日本の子どもたちの心理学的特徴を解明しています。また子どものロールシャッハ法は臨床的場面では主にアセスメントの方法として使用されてきましたが、援助技法として使用することの可能性についても研究を進めています。さらに、ロールシャッハ反応の意味するものについて検討するために脳画像研究を進めています。投影法の有する主観性はともすると批判の的になってきましたが、これまでは行われてこなかった新たな側面からのアプローチによって、こうした批判に対して何らかの知見を投げかけることができるのではないかと思っています。
第二のテーマは「学校場面における子どものメンタルヘルス支援」です。研究を進めているのは次の二点です。一つは、一般児童に対するメンタルヘルス支援です。すなわち、学校場面における児童生徒全体を対象とした心の健康促進のあり方についてです。これまでに、子どもに対する高福祉国家で有名なフィンランドの研究者と共同で子どもとのメンタルヘルスに関する国際比較研究を実施し、興味深い結果が得られています。今後はさらに研究交流を深めてゆきたいと考えています。
もう一つは、学校場面における発達障害児の個別支援の方法に関する研究です。これについては、前任校において近隣自治体との連携で、個別支援の方法について院生と共同で実践研究を進めてきました。今後は本学でも継続してゆくことができればと考えております。
以上の研究を統合することによって、子どもの心の健康を支え、子どもの未来に少しでも貢献できればと思っております。
■著書・論文
著書
1.子どものロールシャッハ法(.小川俊樹、松本真理子編 ナカニシヤ出版,2005)
2.うつの時代と子どもたち(現代のエスプリ、松本真理子編 .至文堂,2005)
3.これからを生きる心理学(川瀬正裕、松本真理子、丹治光浩 ナカニシヤ出版,2008)
4.子育てを支える心理教育とは何か(現代のエスプリ、松本真理子編 至文堂、2008)
論文
1. Mariko Matsumoto
Responses of Japanese Nonpatients Children to the Rorschach Test:A Developmental Perspective. Japanese Journal of Child and Adolescent Psychiatry,45(Supplement),65-80,2005
2. Mariko Matsumoto,Nobuko Suzuki,Hiromi Shirai& Mutusmi Nakabayashi
Japanese Nonpatient Children for a Sample of 190 Japanese Nonpatient Children at
Five Ages. Journal of Personality Assessment 89 S103-S112, 2007
3. 松本真理子,Keskinen,Soili,青木紀久代,他3名
子どものメンタルヘルスに関する国際比較研究- 日本とフィンランドとの比較から-.児童青年精神医学とその近接領域、49(2)184-195,2008
■ 所属学会
日本心理学会
日本教育心理学会
日本心理臨床学会
日本ロールシャッハ学会
日本描画テスト・描画療法学会
日本児童青年精神医学会
■Eメールアドレス
matsumoto.mariko@g.mbox.nagoya-u.ac.jp
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