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石井拓児
助教:石井 拓児 ISHII, Takuji (名古屋大学大学院)修士(教育学)
国民(父母・住民)の公教育への関与のルートを、学校を直接的・具体的な舞台として構想する教育経営論を模索したい。そのために、現代的課題に強い関心を寄せつつも、今日の教育経営実態を規定してきている戦後日本の教育経営構造の生成・展開過程を歴史的に検証したいと考えている。現在の主な研究テーマは、(1)戦後日本の教育経営理論および教育基本法10条をめぐる学説史の研究、(2)戦後初期における学校経営の思想と実践、(3)現代「教育改革」における学校経営政策の批判的検討、である。
最近は、現代の子ども・青年をめぐる発達の問題に強い関心を抱くようになった。従来型の雇用慣行が崩れ、青年の低所得・不安定雇用が常態化しつつある。「不登校」「引きこもり」などの否定的な現象は、まさにこのような社会不安の中で引き起こされていると思う。学校と地域をむすぶ構想は、子ども・青年の生活環境をより人間的で教育的なものとする戦略的思考へとつながっている。
【主要論文・著書】
- 「持田栄一『教育管理』論における学校組織の運営原理」(『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』第49巻第1号、2002年)
- 「自律的な学校経営と学校経営の理論、その再構築の視点」(植田健男と共同執筆、小島弘道・榊達雄・佐古秀一編『自律的学校経営と教育経営』玉川大学出版、2000年)
- 「内外事項区分論における概念把握の方法をめぐる問題について」(『名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(教育科学)』第47巻第1号、2000年)
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