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Department of Educational Sciences
Department of Psychology and Human Development Sciences
Psychological Sciences
Prof. Hiroyuki NOGUCHI
Assoc. Prof. Hidetoki ISHII
Prof. Tatsuo UJIIE
Assoc. Prof. Motoyuki NAKAYA
Prof. Toshikazu YOSHIDA
Prof. Jiro TAKAI
Human Development and Clinical Psychology
Sport Behavioral Science
Assistant Professors in the Department of Psychology and Human Development Sciences

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UJIIE Tatsuo

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専門領域について
Q どのようなきっかけでこの学問を始めたのですか?
私の専門領域は発達心理学です。それをはじめたきっかけは、ちょっとした偶然です。私は、当初子どもたちが本当に楽しめる公園を作りたいと思っていました。公園というのは、本当はなくてもいいようなものばかりですよね、子どもにとっては。そこで、造園とか建築とか土木を勉強しようと思っていたのですが、よく考えたらそういったことを専門に勉強した人たちが作った公園がつまらないわけです。まったく違った角度から公園作りに関われないかなと考えみると、要するにユーザーのことがわからなければならないことに気づきました。
それで、当時はまだ発達心理学というのを知らなかったものですから、とにかく心理学をやろうと思って、理系ではなく文系に入学したという次第です。
それで、心理学の専門科目というのははじめのうちはありませんから、関係するものはなるべくとるようにしていたのです。その中の一つに、何人かの先生で組んでやる講義があって、そのうちの一人の先生の話がものすごくおもしろかったのです。内容もさることながら、話し方というか、話すスピードというか、処理のペースというか、そんなのがみごとに私のそれにあっていたのです。心地よい授業というのを受けたことは後にも先にも、それだけでした。それで、私の心は一気に決まりました。その人は、実は後で私の指導教官になる人で、発達心理学の教授だったのです。私は、子どもをユーザーとする公園を作りたかったわけですから、子どもの研究をするその先生のところで勉強するというのは、これ以上ない選択だったのです。
しかし、今は公園作りのことはすっかり頭にありません。その先生の門を叩いてから見たり聞いたりしたことが、それまで自分が考えてきたことよりおもしろくなってしまって、そのうち公園作りの夢は、わが家の庭作りで実現しているような状況です。

現在の研究について
Q 現在の主要な研究の内容を教えてください
いろんなことをやっています。
乳児の情動(特にネガティブな情動)が、親との相互交渉の中でどのように変化していくか(私たちは組織化されていくと考えていますが)を、何度も何度も家庭に足を運んで、ビデオを撮って、分析しています。
中年期や初老期の男女を対象に、年をとるとどんな風に心理状態が変化し、生活状況がどのように変化するかを追跡しました。現在、心理状態や生活状況の変化についてのインタビューを分析しているところです。
中学生を対象に、いろいろな問題行動が子ども自身や親、学校、友人たちとの関係の中でどのように起こったり、逆になくなったりしていくのかを、追跡して調べていく予定です。だいぶ準備が進んできました。これは、これからの大きなプロジェクトになる予定です。
今後、乳幼児をもつ母親や父親の育児支援のあり方、障害をもつ子どもの親に対する支援のあり方を研究していきたいと考えています。できれば、実践的な(臨床的な、ではありません)研究をしていければと思っています。

Q 今までの研究で一番心に残っている出来事、ハプニングを教えてください
私の研究では、ハプニングは起こりません。十分に準備し、考えをめぐらせれば、ハプニングは起こらないのです。
以前、たくさんの母親を追跡したことがあるのですが、その中でものすごく大変だった(アプローチするのがではなく、その人自身の心理状態、あるいは夫婦関係が、ですが)方がいて、その方が時間はかかりましたが、心理的快適さや夫婦関係をみごとに再構築されたプロセスに立ち会えたというのは、ものすごく感動的でしたね。

講義について
Q 授業のねらい、背景を教えてください
現象に、できるだけ幅広くアプローチすることを心がけています。いろんな角度から考察すること、そして分析することで、批判力が身につくと思っているからです。それを、学生さんの前で実演することが、私の役割かなと考えています。学生さんには感じられないかもしれませんが、単に知ったかぶりをしているわけではありません。
ある意味で、わざと視点を拡散させるような話をしているのです。

学生へのメッセージ
Q 求められる学生像を教えてください、またその他何でも結構です
求められることを求めていてはだめです。
質問は、質問はありませんかといわれてするものではありません。質問の時間は随時、授業中でも、授業が終わってからでも、いつでもどうぞ。学生さんから質問が出されない限り、質問はないものとみなします。
参考文献も、気になったら自分で聞きにくること。あるいは、参考文献を示すように主張すること。
何につけても、自分のこととして考え、積極的に関与するようにしなければ、おもしろい現象になかなか遭遇できませんよ。私自身、パーソナリティ的にそうすることが負担なのですが、自分なりに一生懸命そうするように心がけています。

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