Image of MORITA Miyako

専門領域について
Q どのようなきっかけでこの学問を始めたのですか?
きっかけとは言えませんが、子どもの頃、弁護士のドラマを見て人がある行動に至る心理は複雑なものだと思ったこと、精神科を舞台にしたドラマを見て人の心の世界は無限大だと思ったことがあります。心理学との直接の出会いは大学に入ってからです。何の変哲もない概論の授業でしたが面白かったですよ。


現在の研究について
Q 現在の主要な研究の内容を教えてください
一つは「心理療法への来談動機」人はなぜ心理的援助(カウンセリングなど)を求めるのか/求めないのか、どういう期待をもっているのか/もたないのか、を考えています。もう一つは「名大式ロールシャッハ技法」について、とくに思考言語カテゴリーという名大式独自の視点から特徴をとらえる方法について検討しています。どちらも広い意味で「見立て」(Assessment)の問題です。

Q 今までの研究で一番心に残っている出来事、ハプニングを教えてください
卒論や修論は恥のかき捨てのように思ってしまう人がいますが、その後関心が移り変わっていっても、何年かたつと再び類似のテーマに戻っていくこともあります。自分や周りの人を見て研究テーマの流れや変遷を眺めるのが面白いです。ハプニングは毎日がその連続です。


講義について
Q 授業のねらい、背景を教えてください
「投影法」や心理アセスメントに関する授業をいくつか担当しています。短い期間でロールシャッハの面白さを伝えることが難しく、毎年試行錯誤の状態です。人を理解するというのは簡単に答を出すことでなく、そもそも固定した正解があるわけでもなく、自分がどう関わるか、どう考えるかが大事です。


学生へのメッセージ
Q 求められる学生像を教えてください、またその他なんでも結構です。
受け身でないこと。柔軟に多面的に見ること。いろんなことに興味をもつこと。


指導生・受講生からひとこと
森田先生は、とても穏やかなお人柄の先生です。ですから、授業でも、指導会でも、非常にアットホームな雰囲気で進んでいき、自分の思っていることを遠慮なく言うことができると思います。最近は学生相談に関する研究をなさっているということですが、病院での経験が長いので、ロールシャッハに対する造詣が深く、授業では、ためになる実践的なお話やアドバイスをたくさん聞くことができます。

人間発達の心理学
講義は、身近な具体例を挙げて、意見交換をしながら進められます。そのため、講義形式だが、他の人の意見を聞けるのがイイと思います。先生はとても朗らかで、どんな意見も受け止めてくれました。